Dバックスと契約のパナ吉川 帰国後2年間はNPBでプレーできない可能性大

[ 2018年8月25日 08:03 ]

パナソニックの吉川峻平投手
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 今秋のドラフト1位候補に挙がった社会人野球・パナソニックの吉川峻平投手(23)が、日本野球連盟(JABA)の登録規定に抵触していたと、24日に所属先が発表した。プロ球団と契約締結に必要な手続きを踏まず、大リーグのダイヤモンドバックスと入団契約書を交わしていたと公表。契約はマイナー契約で、米球界関係者によると契約金65万ドル(約7200万円)で8月10日に交わされたという。

 吉川は、米球界でプレーした後、日本に帰ってくる場合、帰国後2年間はNPBでプレーできない可能性が高い。

 08年9月に新日本石油ENEOS(現JX―ENEOS)の田沢純一がドラフト指名を拒否して大リーグ入りを表明したことを受け、12球団の申し合わせ事項として承認。NPBでプレーするにはドラフト指名される必要があるが、大学・社会人は2年間、高校生は3年間、指名が凍結される。ドラフト漏れした選手は対象外。

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2018年8月25日のニュース