巨人・菅野 完封勝利は「小林のおかげです!」満面笑みで女房役に感謝

[ 2018年8月25日 21:19 ]

セ・リーグ   巨人6―0阪神 ( 2018年8月25日    東京D )

<巨・神>完封勝利の菅野は小林(左)と抱擁する(撮影・荻原 浩人)
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 巨人の菅野智之投手(28)が阪神打線から12三振を奪い、9回7安打完封で今季11勝目(7敗)。8月18日の中日戦に続いて2試合連続完封で、昨季の4度を抜いて自己最多となるシーズン5度目の完封勝利をマークした。24日にはメルセデスが阪神打線を2安打完封しており、巨人投手陣としては2試合連続での完封勝利となった。

 「立ち上がりはちょっとバタつきましたけど…満足してます」とホッとした表情。初回、先頭・糸原に内野安打を許すも続く北條のバント失敗で併殺に仕留め、一気に2死走者なし。ところが、2つの四球と安打で2死満塁と再びピンチに陥った。それでも失点は許さず、その後も計7安打されながらも本塁生還は許さなかった。

 2試合連続完封については「たまたま」と謙そんしたが、「常に完封するって気持ちを持っています」とエースらしく頼もしい言葉を口にした。

 「序盤を除けば完ぺきに近い投球だったと思います」と9回12奪三振の投球を振り返った菅野。女房役の小林は2回の無死一、二塁で3バント失敗の三振、8回の無死一塁では併殺打と打席ではいいところなく終わったが、好投の要因を聞かれると「小林がうまく引っ張ってくれたと思いますし。えー…。小林のおかげです!」と声を張り上げ、満面笑み。バッテリー愛をにじませる菅野にスタンドからは大きな声援と拍手が降り注いだ。

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