金足農で話題「寄付金」とは?移動費、滞在費など1試合で1千万〜2千万円

[ 2018年8月24日 05:30 ]

報告会の後で行われた会見で、吉田はお疲れ気味ながら笑顔も見せる(撮影・篠原岳夫)
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 Q 誰が集めるの?

 A 甲子園出場を決めた時点で、学校内に「出場後援会」などがつくられ、そこが募集するケースが多いです。

 Q 集め方は?

 A 個人は一口5000円、法人は一口1万円など額を決めて、学校や野球部OBなどから寄付金を募ります。学校ホームページなどで募集しているところもあり、一般のファンや地元の人も寄付できます。

 Q いくらぐらい集まるの?

 A 学校によってまちまちですが、1億円超は珍しく、数千万円単位が多いようです。

 Q 学校は何に費用がかかるの?

 A 選手や応援団、ブラスバンドの移動費や滞在費、一般生徒の応援費用などが主です。1校20人(選手18人、責任教師1人、監督1人)までは高野連から往復の旅費(新幹線や船、南北北海道と沖縄は飛行機)と1日4000円の滞在費が支給されますが、それ以外は学校の負担。東北のチームだと、1試合で1000万〜2000万円とも言われます。

 Q 凄いお金がかかりそう。

 A 寄付金で全てをまかなうのは難しく、学校側の「持ち出し」となるケースが多いそうです。

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