DeNA梶谷 サイクル超え2発!5安打で2位浮上

[ 2018年5月26日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA14―5ヤクルト ( 2018年5月25日    神宮 )

<ヤ・D>9回1死、ソロアーチの梶谷(中央)はベンチに座るが、立ち上がり少し言葉を交わすと一斉に祝福の手が伸びる(撮影・篠原岳夫)
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 三塁打を打てばサイクル安打。DeNA・梶谷の残り2打席は8回が右翼線二塁打、そして9回は右翼フェンスを越える一発だった。

 「サイクルは意識していたけど、本塁打の方がうれしい」。4年ぶり3度目の1試合5安打。1点差に迫られた直後の6回の4号2ランなど2発4打点、4得点をマークした。

 背中の違和感で出遅れた今季は、18日の巨人戦から1番打者を務める。「早打ちだし、性に合わないと思っていた」。ボールをじっくり見る、従来の1番打者像とは違って「積極的にいく」のが梶谷流。この日も6打席のうち、4打席でファーストストライクから手を出した。リードオフマンとして6試合で27打数13安打、4本塁打に5二塁打と長打が持ち味なのも梶谷流だ。

 1、2番コンビを組むソト、4番・筒香も4安打。いずれも今季最多の19安打&14得点で4月29日以来の2位に浮上した。「梶谷は去年より三振が少なく安定している」とラミレス監督。「任されたところで、やれることをやるだけ」と話す新たな1番打者が、文字通りチームを牽引する。 (鈴木 勝巳)

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2018年5月26日のニュース