関大・阪本大 完封勝利 連続無失点62回に

[ 2017年10月25日 06:28 ]

関西学生野球秋季リーグ戦第8節第1日   関大3―0関学大 ( 2017年10月24日    わかさスタジアム京都 )

<関大・関学大>関大の阪本大(中央)は完封勝利をマークしチームメートとハイタッチ
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 関大の阪本大樹投手(4年)が完封し、9月9日の京大戦から続く連続無失点を62回に伸ばした。元阪急投手で関大の臨時コーチを務める山口高志氏が持つ68回(旧リーグ)も視野に入るが、社会人の大阪ガスへ入社予定の右腕は「僕は山口さんの記録を抜くほどの人間ではない」と謙虚に話した。

 初回に味方の失策絡みで1死二、三塁のピンチ。「1点もやらないつもりで気持ちを入れた」。直球勝負で切り抜けると、2回以降もゼロを並べた。山口氏は「オレの気持ちもややこしいから、明日(勝って全日程を)終わらせてくれ」と、2回戦に先発予定の山本に冗談交じりに声をかけた。阪本大に登板機会があるかは微妙だが「神宮に行って勝つことが目標なので、記録よりもチームの勝利が優先」と、明治神宮大会の切符が懸かる関西地区大学野球選手権を見すえた。

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2017年10月25日のニュース