阪神・矢野2軍監督 勝ちながら育てる 27日ロッテ戦初采配

[ 2017年10月25日 05:30 ]

練習を見つめる矢野2軍監督(左)
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 新任の阪神・矢野2軍監督が若手の底上げを誓った。「僕の思っていることは(若手を)1軍の戦力にすること」。若手育成に力を注ぐ決意を表明。一方で、金本監督と同様に2軍でも「勝ちながら育てる」という難題に立ち向かう覚悟を示した。

 「やってみないとわからない。ただ、2軍だからと言って勝たなくてもいいというわけじゃない。でも、2軍だから勝つだけでもいけない。そこは分けて考えていきたい」

 今季までは作戦兼バッテリーコーチという立場から、指揮官の参謀役としてチーム全体を見てきた。球団からは新たに育成手腕にも期待をかけられる。「人それぞれ当たり前の基準は違う。その当たり前の基準を上げたい。練習量もそうだし、結果でもそう」。26日まで秋季練習で指導。27日には宮崎での練習試合・ロッテ戦で初さい配を振るう。

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2017年10月25日のニュース