メッツGM 大谷の二刀流容認「ベリーグッドプレーヤー」獲得参戦表明

[ 2017年10月25日 05:48 ]

日本ハム・大谷
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 メッツのサンディ・アルダーソンGM(69)が23日(日本時間24日)、ポスティングシステムによる今オフの大リーグ移籍の意向を固めている日本ハム・大谷翔平投手(23)の獲得参戦を明かした。大谷について「投げても打ってもベリーグッドプレーヤー。ポスティングをしたら30球団の大争奪戦になる」と熱を込めて話した。

 アルダーソンGMはさらに「二刀流選手として考えているか?」との問いに「私はあらゆる可能性に対してオープンに構えている」と回答。DH制のないナ・リーグで野手起用する場合は、守備につける必要があり、一般的にDH制のあるア・リーグの球団の方が有利と考えられるが、それでも臆せずに参戦する考えだ。

 15年にナ・リーグを制したメ軍は今季、地区4位と低迷。投打に選手層の薄さが目立った。投打両面で大谷の存在は貴重だ。また、今季終盤に青木がプレーし、日本選手がこれまでチーム別で最多の人数が在籍。溶け込みやすい下地がある。

 メ軍はテリー・コリンズ監督が今季限りで退任。この日、今季までインディアンスで投手コーチを務めたミッキー・キャロウェー氏(42)の来季監督就任を発表した。3年契約を結んだ新指揮官のもとで迎える18年シーズン、大谷がビッグな目玉となるか。(ニューヨーク・大林 幹雄)

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2017年10月25日のニュース