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阪神・中谷チーム一番乗り2桁10号 代打弾も笑顔なし

セ・リーグ   阪神5ー0ヤクルト ( 2017年7月23日    神宮 )

7回無死、中谷が左翼へソロアーチを放つ
Photo By スポニチ

 笑顔は全くなかった。貴重な追加点をたたき出した阪神・中谷は険しい表情のままでダイヤモンドを回った。いつもは満面の笑みで交わす金本監督とのハイタッチも、この日だけは違った。なかなか追加点が奪えずモヤモヤしたムードが漂い始めた7回。前夜に痛恨のミスを犯した中谷が、代打で意地を見せた。

 「(昨日は)自分のせいで負けたので。結果で取り返すしかない。今日だけじゃなく、(今後も)反省しながらやっていく」

 フルカウントからの7球目。左腕・中沢の真ん中低めに沈むチェンジアップを振り抜いた打球はライナーとなって左翼線へ飛び出し、切れることなくポールに直撃した。「最低でも四球を取りに行こうとした中でしたが、こういう結果になってくれて良かった」。昨季までの6年間で通算4本塁打だった男が今季出場77試合目でチーム一番乗りとなる2桁10本に到達。昨オフに「2桁は打てるようにしたい」と立てていた目標を、早くも達成した。

 22日の同戦では6回無死一、二塁からスリーバント失敗(記録は三振)。執着心の感じられない姿勢に、試合後、?責(しっせき)した金本監督も、この日の試合後は「やり返すというか、挽回するという気持ちがあって、実際に挽回できたからね。そういうのは大事にしてほしいね」とたたえ、今後にさらなる精進を求めた。

 グラウンド外では後輩選手からいじられることも多く、明るいキャラクターだが、当然ながら前夜の敗戦後はひどく落ち込んでいたという。それでも失敗を受け止め、重圧から逃げずに結果につなげた。和製大砲になるために不可欠な壁を乗り越え続ける精神力。試合を重ねるたびに、中谷には備わりつつある。「長打も、小技も、全部求められると思うので。全部できるようにしていきます」。その若さから課題も多いが、長打力では、頭一つ抜けてきた。 (巻木 周平)

[ 2017年7月24日 05:30 ]

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