【南北海道】北海5点差逆転でV3 全国最多38度目の聖地へ

[ 2017年7月24日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権南北海道大会決勝   北海6―5東海大札幌 ( 2017年7月23日 )

3連覇を決めて喜ぶ北海ナイン
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 伝統の底力だ。北海が初回に背負った5点のビハインドを全員野球で逆転し、3年連続の夏切符をつかんだ。

 「5点はちょっとまずいな、と思った。でも、トータルで6対5とかはあると。いつも通りの野球をしようと言った」。平川敦監督の言葉通り、打線がじわじわ追い上げて6回に追いつくと、3回途中からロングリリーフした背番号9の左腕・多間が無失点。9回にはその多間が決勝打を放ち、佐藤主将は「最後まで諦めない気持ちがこうなった」と胸を張った。

 昨夏の甲子園準優勝投手、大西(現慶大)がスタンドで応援していた。大黒柱が抜けたが、ノーシードから勝ち上がった。全国最多の38回目の夏。昨年逃した「あと1勝」を目指す。

 ◆北海(南北海道)1885年創立。サッカーも強い。

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2017年7月24日のニュース