【長崎】波佐見16年ぶりV 川口が延長10回千金弾

[ 2017年7月24日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権長崎大会決勝   波佐見4―2清峰 ( 2017年7月23日 )

延長10回、勝ち越し2ランを放った波佐見・川口
Photo By スポニチ

 16年ぶりの夏の切符を決める千金弾は延長10回に飛び出した。1死一塁から波佐見の6番・川口の打球は左翼へ。「切れるかなと思ったけど、三塁塁審の手が回ったので」。高校通算10号は公式戦初アーチ。2―0の9回にエース隅田が追いつかれて延長へ突入していただけに「隅田が頑張っていたので打ちたかった」と喜んだ。

 得永健監督は「長かったですね」と漏らした。1回戦敗退が続いた時は、野球熱の高い町内から「辞めろ」の電話が自宅にかかったこともあったという。感激に浸った指揮官は「甲子園では優勝したい」と目標を語った。

 ◆波佐見(長崎)美術・工芸科で、陶芸などを学ぶことができる県立高。

続きを表示

2017年7月24日のニュース