【宮崎】聖心ウルスラ学園ノーシードから頂点 4番・矢野けん引

[ 2017年7月24日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権宮崎大会決勝   聖心ウルスラ学園7―2日向学園 ( 2017年7月23日 )

喜びに沸く聖心ウルスラのナイン
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 ノーシードの聖心ウルスラ学園が12年ぶりの頂点に立った。打線をけん引したのは、4番・矢野だ。初回1死一、二塁で先制の中前適時打を放つと、3回無死二、三塁でも右翼線へ2点適時二塁打。全6試合で打点(計12)をマークしたが、通算本塁打は1本で、小田原斉監督も「決める4番ではなく、つなぐ4番」と断言する。

 昨冬から打球を叩き付ける練習を繰り返し、フライを打ち上げた瞬間に500メートルの練習場をダッシュで1周する。「単打の方がうれしい」と話す4番は「甲子園では1試合2安打を打つ4番を目指します」と宣言した。

 ◆聖心ウルスラ学園(宮崎)私立校。カトリックの精神に基づく。

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2017年7月24日のニュース