韓国代表監督に宣銅烈氏 初の専任監督 11月初采配

[ 2017年7月24日 14:35 ]

 2020年の東京五輪で復活する野球の韓国代表監督に、プロ野球中日の抑え投手として通算98セーブを挙げた宣銅烈氏(54)が就任すると24日、韓国野球委員会(KBO)が発表した。KBOによると、同国野球で史上初の代表専任監督という。

 韓国は08年の北京五輪で金メダルに輝いた。だが、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次リーグを自国開催しながら2次リーグ進出を逃すなど近年は精彩を欠いていた。宣銅烈氏は「最善の努力を尽くす」との談話を出した。11月に東京ドームで行われる日本、台湾と争う新たな国際大会「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」が初采配となる。

 中日では1996年から4季プレーし、99年にはリーグ優勝に貢献。同年限りで現役引退後は母国のプロのサムスン監督で優勝を経験し、WBCなど代表ではコーチを務めた。(共同)

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