【長野】古豪復活の松商学園 足立監督「今までどおり、泥臭い、ひたむきな野球」を

[ 2017年7月24日 14:25 ]

第99回全国高校野球選手権長野大会決勝   松商学園5―4佐久長聖 ( 2017年7月24日    長野オリンピック )

<佐久長聖・松商学園>優勝し歓喜の輪を作る松商学園ナイン
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 9年ぶりの古豪復活を果たし、松商学園の足立修監督は「最後は選手を信じてました。一戦一戦、いろんな試練を一つ一つ乗り越えて、最初とは違うチームになってくれた。感謝します」と話した。

 選手権優勝経験もある古豪だが、08年の優勝以後は、夏の甲子園から遠ざかっていた。10、11年と県大会決勝で敗退。14年には部内暴力による6カ月の対外試合禁止処分も受けた。再出発したチームだったが、昨夏決勝で、この日と同じ佐久長聖に2―6で敗れ、三たび決勝の壁に跳ね返された。この日の決勝も6回に4点差を追いつかれるなど、簡単な試合ではなかったが、5―4で佐久長聖を振り切り、ついに9年ぶりの聖地への切符を手に入れた。

 足立監督は「甲子園では今までどおり、泥臭い、ひたむきな野球は変わらない。それを通していきたい」と言う。藤井大地主将は「去年の先輩たちの分もしっかりリベンジができて、先輩たちに恩返しできた。非常にうれしいです。野球人にとって夢の場所で、長野県代表として、全力疾走、全力プレーでやっていきたい。全国制覇目指して頑張ります」と力強く話した。

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