涌井、開幕戦3年連続白星ならず 伊東監督評価「十分仕事した」

[ 2017年4月1日 05:53 ]

パ・リーグ   ロッテ1―3ソフトバンク ( 2017年3月31日    ヤフオクD )

<ソ・ロ>伊東監督の横をがっくり引き揚げる涌井
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 ロッテ・涌井が8回途中2失点と力投も、和田との投手戦に敗れて開幕戦3年連続白星はならなかった。1点の援護をもらった直後の7回1死から、昨季まで3年間同僚だったデスパイネに四球を与えた。初球、119キロのカーブが外角低めに外れて「初球でカウントを取れていれば違う攻め方ができた」。3ボールとなり、本塁打狙いの相手主砲を警戒して「最悪歩かせてもいい」と出塁させたが、結果的にこれが松田の同点打の起点となってしまった。

 8回1死二塁と走者を残して降板し、2番手の松永が本多に勝ち越し打を浴びた。「開幕戦でしんどい場面。あれが走者一塁なら違った」と後輩を思いやったエース。伊東監督は「十分仕事をしてくれた。内容的には悪くない」と評価した。

 オープン戦は13勝2敗3分けで勝率1位と好調だったが、シーズンは逆転負けでのスタート。指揮官は「あしたまた頑張ります」と気持ちを切り替えた。

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2017年4月1日のニュース