ダル、炭水化物制限ダイエット中…筋肉量維持しながら脂肪落とす

[ 2017年1月23日 06:38 ]

ファン感謝祭でサイン会を開いたレンジャーズのダルビッシュ
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 レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)は現在、筋量の減少を最小限にとどめながら脂肪分を落とす「ローカーボダイエット」の一種、ケトン体ダイエット(※1)を実践中。筋量を増やすため、オフの本格的なトレーニング開始から10〜12週間は炭水化物もタンパク質も多く取ってきたが、次の段階だ。

 「(今は)炭水化物をほぼ取らない。筋肉量を維持しながらダイエットする。糖質(制限)ダイエットというより、自分はケトジェニック(ケトン体)ダイエット。それをやれば筋肉を維持して脂肪を落とせる」。4週間続けるといい、「毎年やっていくことで筋肉だけが増えていくサイクルとなる。そのためのローカーボ期間。全然楽です。焼き肉とかも行けます」と言葉を続けた。

 オフに出演したテレビ番組では、日本球界への提言として「チームの走り込みをなくすこと。筋肉が削り取られる」と話した(※2)。もちろん根拠がある。「研究でも、10分以上のランニング(などの有酸素運動)をすると遅筋が有利になってしまう」。投球時などの瞬発的なパワーを生む速筋の割合が減る。だから、シーズン中もダルビッシュは原則的に有酸素運動をしない。「走るのが本当に大好きという人だったら、ちょっとくらいランニングをした方が逆に良かったりということもある。ストレスによる体への影響は大きいので。でも僕はランニングとか有酸素運動とか、わざわざ苦しいことをやるほどMじゃない」と笑みも交えて話した。

 トミー・ジョン手術は、復帰後2年目こそ好結果を残すケースが圧倒的に多い。そのシーズンに向けて「普通に一年間ちゃんと投げたい。チームの力に一年間、最初からなりたい」と意欲。穏やかな表情の中にも、オフに積み重ねたものへの自信がうかがえた。(アーリントン・奥田 秀樹通信員)

 (※1)ローカーボダイエットとは糖質を制限するダイエットのこと。この一種であるケトン体ダイエットでは、炭水化物の摂取を減らし、エネルギー源として体内の脂肪が分解されたケトン体が使用される状態になることを目指す。

 (※2)1月3日にGAORAで放送された特番で、ダルビッシュの日本ハム時代から解説者として取材していたDeNA・光山バッテリーコーチのインタビューに答える形で、日本のキャンプでのトレーニング方法に疑問を呈した。

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