ヤクルト・ドラ6軟式右腕の菊沢 マー君世代、最後の星だ!

[ 2016年10月27日 05:30 ]

真中監督直筆の「必然」と記されたカードを鳥原チーフスカウトから受け取る菊沢
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 ヤクルトにドラフト6位で指名された相双リテック・菊沢が、福島県いわき市の同社で鳥原公二チーフスカウトにあいさつを受けた。

 クラブチーム、米独立リーグを経て昨年12月から同社で軟式野球を続け、最速は148キロ。28歳での入団は球団最年長だ。ヤンキース・田中、巨人・坂本と同世代の遅咲き右腕は「年も年だし入ってすぐに活躍しないと意味がない」と表情を引き締めた。

 座右の銘は「Never Too Late」。日本人初のNBA選手・田臥勇太が米国留学体験記をつづった本のタイトルで、和訳すると「今からでも遅くない」。バスケットボール観戦が趣味の菊沢はこの言葉が心の支えだった。相双リテックで背番号はあこがれの館山と同じ「25」。立大3年秋に右肘のじん帯再建手術を受けた右腕は「館山さんは何度も手術して復活している。いろいろ話を聞きたい」と目を輝かせた。

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