小笠原 左肘“ネズミ”除去手術へ 来季への不安取り除くため

[ 2016年10月27日 05:30 ]

ノースロー調整が続く小笠原
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 中日の小笠原が秋季キャンプ初日の26日、11月に愛知県内の病院で左肘遊離軟骨の除去(クリーニング)手術を受けることを明かした。

 「元々あったもの。いずれは来ると思っていた。高校時代から覚悟はしていた」。昨秋のドラフト1位左腕が、一つの決断を下した。22日に定期検査を受け、23日からは患部に張りを覚えノースローだった。首脳陣と相談した結果、将来を見据えて人生初の手術を即決したという。

 小笠原によれば、キャッチボール再開は年明け1月となる見通しで、来春2月1日でのブルペン入りも「無理だと思います」と冷静に言葉をつないだ。開幕についても「間に合わせたい気持ちはあるけど、焦っても仕方がない」と万全の状態に戻すことを最優先する構え。今季は2勝6敗、防御率3・36。2年目の飛躍を期待される中で、まずは不安を取り除く。

 ◆就任 中日は、かつて西武でコーチを務めた土井正博氏(72)が打撃コーチに、今季までソフトバンクでコーチだった田村藤夫氏(57)がバッテリーコーチにそれぞれ就任すると発表した。背番号は未定。ともにこの日から始まった秋季キャンプで指導をスタートさせた。

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