熊崎コミッショナー「日本野球の底力を世界に示していく」

[ 2016年8月4日 05:52 ]

東京五輪で野球・ソフトボールが正式種目に決定しボールを手にポーズをとる(左から)公益財団法人日本ソフトボール協会・徳田寛会長、一般財団法人全日本野球協会・市野紀生会長、一般社団法人日本野球機構・熊崎勝彦会長

 野球・ソフトボールの2020年東京五輪での正式種目採用決定を受け、日本野球機構(NPB)、全日本野球協会、日本ソフトボール協会は4日早朝に都内のホテルで合同会見を行った。

 プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーは「大変喜ばしいことであるし、内心ホッとしている。野球界全体として世界的な普及を成し遂げていく。日本代表である侍ジャパンの強化を着実に図り、日本野球の底力を世界に示していく絶好の機会」とし、野球の普及と代表の強化への決意を語った。全日本野球協会の市野紀生会長は「野球界は一つ。野球界の若者にとっても夢は膨らんだ。それを高めていく努力をしていきたい」と話した。

 20年への金メダルへ向け、熊崎コミッショナーは「国家的一大イベントの中で、国民のみなさまに感激と誇り、勇気を与えるためにも日本チームが勝つこと。そのためにはどういうチームを編成し、指揮官を据えるかを考えていく」とした。

 野球・ソフトボールは横浜スタジアムがメイン会場となる見込みで、野球、ソフトボールともに6チームの参加が予定されている。

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2016年8月4日のニュース