いたずら好きの筒香 主砲の気配りがチームを笑顔に

[ 2016年8月4日 08:30 ]

DeNA・筒香

セ・リーグ DeNA4―3阪神

(8月3日 横浜)
 2回先頭でDeNA・高城が打席に向かうと、かかった登場曲に場内が大爆笑に包まれた。「裸の大将放浪記」の主題歌で知られるダ・カーポの「野に咲く花のように」が流れたのだ。

 いつもと違う様子をベンチでニヤニヤしながら眺めていた人物がいた。高城は「こんなことをする人は一人しかいないでしょ」と苦笑い。犯人は筒香だった。

 グラウンドでは誰も寄せ付けないオーラを放つ主将だが、いたずら好きの一面を持つ。3月25日の開幕戦ではチーム宿舎を出る際に最年長の三浦の後ろを歩きながら、突然三浦の登場曲を用意したスピーカーで大音量で鳴らしたのだ。一同大爆笑で緊張していたナインの表情がほぐれたことを覚えている。全てはチームの雰囲気を良くしたいとの思いから。主砲としても、主将としてもチームをけん引する姿はとても24歳とは思えない。(DeNA担当・中村 文香)

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2016年8月4日のニュース