岩隈 無四球で納得の12勝目 指揮官も絶賛「今季一番の投球」

[ 2016年8月4日 15:36 ]

<マリナーズ・レッドソックス>8回途中に降板したマリナーズの岩隈(中央)は笑顔でサービス監督にボールを渡す (AP)

ア・リーグ マリナーズ3―1レッドソックス

(8月3日 シアトル)
 マリナーズの岩隈久志投手(35)が3日(日本時間4日)のレッドソックス戦に先発。7回1/3を投げて5安打無四球無失点の好投で12勝目を手にした。

 前回登板したカブス戦では3回5失点で7敗目を喫した岩隈。だが、この日はチーム打率がリーグ1位のレッドソックス打線を相手に見事なパフォーマンスを披露した。7回まで三者凡退が4度と完ぺき投球。昨年4月12日のオリオールズ戦で達成した無安打無得点試合以来、メジャー2度目となる完封勝利も見えてきた。

 しかし、8回1死走者なしの場面でベニンテンディに右前打を許したところで降板。球数は97球で2番手・ストーレンにマウンドを譲った。無四球は今季4度目。試合後にサービス監督は「きょうの岩隈は素晴しかった。今季一番の投球の一つだったかもしれないね」と岩隈を絶賛し、本人も通訳を介して「いつもよりも多く使ったストレートをしっかりコントロールできた」と納得の様子だった。

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2016年8月4日のニュース