大リーグ機構 野球・ソフトの五輪復帰を歓迎「再びファンが楽しめる」

[ 2016年8月4日 10:59 ]

大リーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナー (AP)

 国際オリンピック委員会(IOC)は3日、リオデジャネイロで開いた総会で、2020年東京五輪の追加種目として大会組織委員会が提案した5競技18種目を一括承認。これにより、2020年東京五輪で野球・ソフトボールが実施競技として3大会ぶりに復帰することが決定した。

 大リーグの公式サイトも同日に野球とソフトボールの五輪復帰を報道。同機構のロブ・マンフレッド・コミッショナー(57)は「世界中のファンが再び五輪の舞台で野球とソフトボールを楽しむことができる」と歓迎する声明を出した。

 野球は大リーガーの派遣が懸案事項。歓迎はしたものの、同コミッショナーは選手をシーズン中に五輪へ派遣することに対して慎重な姿勢を示しており、7月には「(東京五輪の)開催時期が理想的ではない」とコメント。08年の北京五輪でも、現役の大リーガーは大会に派遣されておらず、今後の動向が注目される。

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