大谷 最多勝など3冠、おかわり6度目の本塁打王 パ全日程終了

[ 2015年10月6日 22:36 ]

 パ・リーグの全日程が6日に終了して個人タイトルが確定し、大谷(日本ハム)が15勝、防御率2・24、勝率7割5分で最多勝、最優秀防御率、勝率第1位の3部門を制した。中村(西武)は37本塁打、124打点で6度目の本塁打王、3度目の打点王を獲得した。

 シーズン216安打のプロ野球新記録を樹立した秋山(西武)が最多安打に輝き、打率3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリーを達成した柳田(ソフトバンク)が打率3割6分3厘、出塁率4割6分9厘で首位打者と最高出塁率を手にした。盗塁王は34盗塁の中島(日本ハム)が獲得した。

 涌井(ロッテ)は6日の最終戦で15勝目を挙げ、大谷と並んで最多勝。則本(楽天)は215奪三振で2年連続の最多奪三振。41セーブのリーグ新記録を達成したサファテ(ソフトバンク)が最多セーブ、42ホールドポイントの増田(西武)が最優秀中継ぎとなった。

 ▼首位打者、最高出塁率・柳田(ソフトバンク)あまり打率は意識せずに、いい打球を打ちたいという気持ちで1年間やった。その気持ちを持ったことで四球も取れたのではないか。

 ▼最多安打・秋山(西武)1番打者として試合に出し続けてくれた監督、コーチ、多くの打席に立つきっかけを与えてくれたチームメートのおかげ。支えてくれた多くの方に感謝したい。

 ▼最多本塁打、最多打点・中村(西武)両方の賞を同時に受賞できてうれしいです。

 ▼最多盗塁・中島(日本ハム)狙う気はなかったが、結果的に取れて良かった。自分だけの力では取れなかったので感謝したい。数は30個が目標だった。

 ▼最多勝利、最優秀防御率、勝率第1位・大谷(日本ハム)年間を通して成長できたのは良かった。タイトルは周りとの兼ね合いもあるし、絶対的なものではないので難しいが、ないよりはあった方が当然いい。

 ▼最多奪三振・則本(楽天)ことしも取れるとは思っていなかった。初めて防御率2点台で終われて、一年間を通してローテーションを守ることができた点は良かった。

 ▼最多セーブ・サファテ(ソフトバンク)素晴らしい1年だった。とても光栄。強いチームで抑えをやればこういう結果はついてくる。監督やコーチ、チームメートが信頼してくれた。

 ▼最優秀中継ぎ・増田(西武)先発投手、抑え投手をはじめ、打者の皆さんのおかげでいただいた賞だと感じている。

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2015年10月6日のニュース