マーリンズ球団本部長　イチロー残留を熱望「ぜひ残ってほしい」

フィリーズ戦の８回に大リーグ初登板し、ラップ（右）を中飛に打ち取って初めてのアウトを奪い、笑顔を見せるマーリンズのイチロー
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ナ・リーグ マーリンズ２－７フィリーズ

（10月4日 フィラデルフィア）
　今季で１年契約が切れるイチローについて、マーリンズのマイケル・ヒル球団本部長は「ぜひ残ってほしい」と残留を強く希望した。

　４人目の外野手という立場で入団しながら、チーム最多の１５３試合に出場。５月に月間打率．３１０をマークした一方で、９、１０月は自己ワーストの月間打率．１３９と失速したが、同本部長は「不振が序盤だったら違う見方かもしれないが、復調する姿も見てきた。心配していない」。残留オファーについては「これから話し合うが可能性はある」と前向きだった。

　イチロー自身も、地元テレビ局のインタビューで、来季もチームに戻りたいかとの質問に「もちろんです」と即答。あと６５本に迫るメジャー通算３０００安打の金字塔には、再びマイアミから挑むことになりそうだ。