楽天・永井 涙のラスト登板 同じ東洋大後輩・清田を三振斬り

[ 2015年10月6日 19:52 ]

<楽・ロ>6回無死、現役最後のマウンドに上がった永井(右)は清田を三振に打ち取り嶋と抱き合う
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パ・リーグ 楽天―ロッテ

(10月6日 コボスタ宮城)
 現役引退を表明した楽天の永井怜投手(31)が涙のラスト登板で現役生活に別れを告げた。1―1の6回から登板し、代打で登場した東洋大の後輩・清田を空振り三振に打ち取った。

 わずか4球、打者1人のみの登板となったが、マウンドに足を運んだ大久保監督からねぎらいの言葉をかけられた。ラスト登板となった右腕は目に涙をためながらマウンドを後にした。

 永井は東洋大から06年大学生・社会人ドラフト1巡目で楽天入団。09、10年と2年連続2桁勝利をマークするなど、岩隈、田中とともに先発3本柱として活躍した。その後は右肩痛に悩まされ、今季はこの日が1軍初登板だった。通算成績は155試合で43勝43敗。

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