95年以来初 日本選手は投手、野手とも規定投球回、規定打席に達せず

[ 2015年10月6日 05:30 ]

 大リーグはレギュラーシーズン全日程を終了した。個人タイトルが確定し、ナ・リーグの打撃部門ではマーリンズのゴードンが打率・333で前日までトップだったハーパー(ナショナルズ)を逆転して首位打者となった。盗塁王(58盗塁)との2冠は、ナ・リーグでは1949年のジャッキー・ロビンソン(ドジャース)以来66年ぶりで、最多安打(205安打)にも輝いた。日本選手は投手、野手ともに規定投球回、規定打席に達する選手は一人もおらず、95年の野茂英雄のメジャー挑戦以来では初めてとなった。

 ▼マリナーズ・岩隈(開幕はケガで出遅れながらも8月には無安打無得点試合をマーク)4年間、コントロールと切れを重視して続けてきて自信になった。

 ▼レッドソックス・上原(8月に右手首を骨折して離脱)チーム(最下位)も僕も悔しい思いをした。今週だけ休んで来週からトレーニングを再開したい。

 ▼レッドソックス・田沢(3年連続60試合登板も防御率は4.14。疲労を考慮され、9月中旬から休養)最後まで投げたかったので申し訳ない気持ちもある。ただ、抑えをやった経験は来年に生きてくると思う。

 ▼カブス・和田(プレーオフのメンバーから外れる)一緒に戦う気持ちだけは、忘れずにいたい。

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2015年10月6日のニュース