巨人 東京ドームで練習再開、同僚の賭博関与 一様に口重く

[ 2015年10月6日 20:17 ]

東京ドームで行われた練習で選手に話をする巨人・原監督(中央)

 プロ野球巨人は6日、所属選手が野球賭博に関与した問題が発覚後、初めて東京ドームで全体練習を行った。練習後には球団から野球賭博への関与の有無を調査するヒアリングが始まった。同僚が関与していた問題でもあり、選手の口は一様に重かった。

 練習前には白石興二郎オーナーらから説明を受けた後、グラウンドで円陣を組んだ。原辰徳監督は「事の大きさを受け止めている。監督として心が痛い。原因を究明していただいて、二度と起きないようにしてもらいたい」と言葉を選びながら話した。

 10日から始まるクライマックスシリーズ(CS)へ向けて再スタートを切る矢先に発覚した不祥事。選手会長の村田修一内野手は「CSで結果を出すしかない。そこに集中して野球をしようと、みんなで話した。何とかいい結果を残せるように残り3日調整したいです」と試合に集中する姿勢を強調した。主将の坂本勇人内野手は「目の前に集中していきたい」と短く話して球場を後にした。

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2015年10月6日のニュース