【高校野球100年】目標163キロ設定 必然だった大谷160キロ

[ 2015年7月17日 11:50 ]

花巻東3年夏の岩手大会準決勝で160キロをマークした大谷

 花巻東(岩手)の佐々木洋監督は菊池雄星(西武)、大谷翔平と、球界を代表する本格派投手をプロに送り出している。「数字は大事。筋力、体重など数値化することで成長が分かる。球速もそうです」と投手陣に冬場もブルペン投球を課して、スピードガンで計測も行っている。

 2人には入学時から具体的な目標を設定させ「そのために何をやらなければならないのか」を意識させた。球速アップのための下半身トレーニングなどを地道にこなした菊池は、09年センバツで甲子園のスピードガンで154キロをマークした。翌年入学してきた大谷には「“雄星みたいになりたい”ではダメ。それでは雄星の少し下にしかならない。雄星を超えるつもりでやりなさい」と告げた。大谷が設定した目標は「163キロ」という桁違いの数字だった。

 大谷は12年夏の岩手大会準決勝、一関学院戦で高校生で初めて160キロの大台を超えた。佐々木監督は「(160という)境界線がなくなったので、160キロを投げる高校生はどんどん出てくると思います」と予言した。

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