“豊後の大谷”大分商・森下 148キロ9K完封 プロ8球団視察

[ 2015年7月17日 05:30 ]

<大分商×別府青山・別府翔青>自己最速タイの148キロをマークするなどし、3安打完封した大分商・森下

第97回全国高校野球選手権大分大会2回戦 大分商2―0別府青山・別府翔青

(7月16日 別大興産)
 第97回全国高校野球選手権大会(8月6日から15日間、甲子園)の地方大会は16日、16大会で110試合が行われた。大分大会では大分商が別府青山・別府翔青を2―0で下し3回戦進出。今秋ドラフト上位候補に挙がる森下暢仁(まさと)投手(3年)は8球団のスカウトが視察する中、自己最速タイの148キロの速球を武器に3安打完封勝利を挙げた。17日は13大会114試合が行われる。

 台風11号の接近で強まる風を切り裂くように、森下の速球がうなりを上げた。初回、先頭打者への第1球。スコアボードにいきなり「147キロ」の球速が表示されるとスタンドがどよめいた。3球目で早くも自己最速タイの148キロを計測。「豊後の怪物」が、12年センバツ出場校の別府青山・翔青打線を圧倒した。

 「試合の入りは大事だと思うので、しっかり抑えたかった」。2番打者に中前打されたが、後続を捕邪飛と空振り三振。7回に2点を挙げて0―0の均衡を破ると「腕がスムーズに振れ、テンポよく投げられた」と、被安打3で完封勝利を飾った。6回を除く毎回の9三振を奪った。

 長身で小顔のモデル体形。しなやかさやバランスの良さは日本ハム・大谷に重なる。ソフトバンクが小川一夫編成育成部長ら4人を送り込むなど8球団20人のスカウト部隊が集結。阪神・中村勝広GMは「わざわざ足を運んできただけの価値はある。センスのよさ、バランス能力の高さを感じる」と絶賛した。

 「辛抱して投げて接戦に勝てた。次は乗っていけると思う」と森下。九州最速右腕が夏の扉を自らの速球で押し開けた。

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