西武、敗色濃厚の展開から引き分け…田辺監督「もう声が出ないよ」

交流戦 西武１－１中日

（6月4日 ナゴヤＤ）
　西武は敗色濃厚の展開から引き分けに持ち込んだ。中日・大野に零敗寸前だった９回１死から栗山が三塁内野安打で出塁。続く浅村が右中間へ同点二塁打を放った。先発・岸からバトンを受けた中継ぎ陣も、８回から１２回まで無失点継投を披露した。

　ベンチに残った野手は控え捕手の岡田だけ。総力戦を終えた直後は「もう声が出ないよ…」と疲労困ぱいの様子だった田辺監督は「９回は完封の勢いで来た相手（大野）に対して、よくつないで点を取った。中継ぎ陣もよかったね」とナインをねぎらった。

　▼西武・浅村（１点を追う９回１死一塁から右中間に同点二塁打）大野さんが良かったので引き分けにできたのは大きい。