明治安田生命3年ぶり都市対抗 林監督就任後初「原氏墓前に報告」

[ 2015年6月5日 17:08 ]

第86回都市対抗野球・東京第2代表決定戦 明治安田生命7─3JR東日本

(6月5日 大田)
 明治安田生命がJR東日本を破り、3年ぶり5度目の都市対抗出場を決めた。

 初回に7番・大野大樹外野手(23、早大)の左越え3ランなどで一挙5点。投げては4回途中から登板した重信拓哉投手(29、東大)が相手の反撃を断ち、5回1/3を1失点に抑えて最後まで投げきった。

 13年に就任した林裕幸監督(59)にとっては、このチームで初の都市対抗出場となった。

 林監督は東海大相模、東海大を経て78年に日本石油(現JX―ENEOS)に入社。内野手として7年間プレーし、89年から93年と00年から02年の2度、同部で監督を務め、93年には都市対抗野球優勝へと導いた。学生時代は昨年5月に死去した原貢氏に指導を受け「明治安田へ行くと言ったら“あのチームの環境は抜群だぞ”と言われたことを思い出す。墓前に報告に行きたい」。亡き恩師にささぐ本大会出場となった。

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2015年6月5日のニュース