“格安4番”中川 年俸はトップの西武・中村の約60分の1

[ 2015年6月5日 05:49 ]

<ヤ・楽>2回、先制本塁打を放った中川がベンチの出迎えを受ける

交流戦 楽天7-2ヤクルト

(6月4日 神宮)
 楽天・中川大志内野手(24)が4日、ヤクルト戦で自身初の1試合2本塁打を2打席連続で記録した。2回には自身初の右方向への一発となる先制右越え4号ソロを放つと、4回は決勝の左越え5号ソロ。期待を背負いながら昨季まで1軍でノーアーチだった「和製大砲」がプロ7年目で素質を開花。年俸630万円の4番打者がチームを2カード連続の勝ち越しへと導いた。

 この日の12球団の4番打者のうち、3分の2に当たる8人が年俸1億円以上。楽天・中川の630万円は、トップである西武・中村の3億8000万円の約60分の1だ。

 広島・新井、オリックス・カラバイヨ、中川の安値3人は、いずれもシーズン途中からの4番。3月27日の開幕戦では、それぞれスタメン出場すらしていなかった。

◇12球団の4番打者の年俸と成績◇ 
順位 選手名(所属) 年俸

(1)中 村(西)3億8000万円
(2)内 川(ソ)3億円
(3)坂 本(巨)2億2000万円
(4)ゴメス(神)2億400万円
(5)中 田(日)2億円
(5)今 江(ロ)2億円
(5)ル ナ(中)2億円
(8)ロペス(D)1億5000万円
(9)雄 平(ヤ) 6000万円
(10)新 井(広)2000万円
(11)カラバイヨ(オ)1000万円
(12)中 川(楽)630万円

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