内海の“開幕”は4回途中で幕引き「緊張と力みで…話にならない」

[ 2015年6月5日 21:00 ]

<巨・ソ>4回途中降板にする巨人の先発・内海

交流戦 巨人―ソフトバンク

(6月5日 東京D)
 巨人先発の内海が4回途中、両脚のハムストリングがつるというアクシデントに見舞われ、大事をとって降板した。

 内海は2―2と同点で迎えたこの回、李大浩と松田の連打で1死二、三塁とピンチを招くと、細山田に2点適時二塁打を浴びて勝ち越しを許した。

 続く投手の摂津に対して2球で追い込むと、3球目のストレートはボール。ここで内海は両足を気にする仕草を見せ、斎藤投手コーチとトレーナーがマウンドへ向かった。

 三者は治療のためにベンチ裏へ引き揚げたが、結局、内海が再びマウンドに戻ることはなく、原監督は2番手・香月をコール。この試合が今季初登板となり、自身にとっての“開幕”だった内海は不本意なかたちでの降板を余儀なくされ、「迷惑をかけてしまった。初回はよかったが、次第に緊張と力みで調子を崩した。3回あたりから違和感があったが、脚がつるようでは話にならない」と肩を落とした。

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