大谷、甲子園で今季初の二刀流「粘ってチャンスをつくれれば」

[ 2015年6月5日 19:05 ]

笑顔でティー打撃を行う大谷

 日本ハムの大谷翔平投手が6日の阪神戦でプロ入り後2度目となる甲子園のマウンドに立つ。打順は7、8番が濃厚で、今季初めて1試合で投手と打者の「二刀流」をこなす。雨天中止となった5日は、甲子園のブルペンで約40球を投げた後、隣接する室内練習場でティー打撃もこなした。

 昨年6月18日は甲子園で、阪神打線から11三振を奪うなど8回無失点と好投し、鮮烈な印象を残した。今回は初めて甲子園で岩手・花巻東高時代のような投打での活躍が期待される。「チームがいい流れ。しっかりと粘ってチャンスをつくれればいい」と、まずは投球に全力を注ぐ構えだ。

 5連勝中のチームは、この日の中止で6日から9連戦となった。栗山監督は「長く投げようとして(力を)抑えながら投げるのは100年早い。勝つことが大事」と、開幕から7連勝中の右腕に必勝を求めた。

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2015年6月5日のニュース