西岡VS上本 紅白戦で二塁争い“直接対決”だ

[ 2015年2月15日 09:50 ]

上本(奥)とともにノックを受ける西岡

 二塁バトル、いざゴング――。阪神・西岡剛内野手(30)と上本博紀内野手(28)が、15日の紅白戦にそれぞれ「1番・二塁」「3番・二塁」で先発する。宜野座キャンプ開始から2週間、常に同じ位置でノックを受けてきた2人が、初めて実戦の場で“直接対決”。和田監督も「高いレベルの競争になる」と期待を膨らませた。

 たった一つしかないイスを懸け、2歳違いのライバルによる熱戦の火ぶたが切って落とされる。キャンプイン直前、「プロに入ってここまでの危機感は初めて」と悲壮感を漂わせていた西岡。「自分のことをやるだけ」と平常心を貫いていた上本。ここから開幕「3・27」ギリギリまで続く争いの第一弾が、15日宜野座村野球場で始まる。

 「何も話すことはありませんよ。あした(15日)紅白戦なの? 知らなかった!」。サングラス姿でうそぶいたのは西岡だ。調整が順調だからこそ、じょう舌になる。今季初の実戦。自然と胸も高鳴ってくる。「どこまでできるかですね。いい形で打てることが最優先。そこに結果も伴ってきたら気分もいい。でも、アピールしないといけない立場。そこ(調整とアピール)が交差して難しいけど、ぶれずにやる」。2日には「調整ではなく挑戦」と口にしていた。ここからは違う。その両立、二兎を追うことが背番号7の使命となる。

 「ふつうにやるだけです。(打撃フォームを変えたが)まだ試しながらやっていきます」

 「動」の西岡に対し、「静」を強調するのが上本だ。打撃練習でもミートに徹し、自分を見失うことはない。結果、11、13日の練習試合で各1安打。チューニングに狂いがないことを証明している。間違いなくハイレベルの激突になる「二塁戦争」。和田監督も、うれしい悲鳴を上げた。

 「西岡がどこまで仕上がっているのか確認したい。二塁で勝負すると言っているし、キャンプの初日から今までと違う意気込みを見せている。上本はゲームにも出て、状態は非常にいい。昨年より守備もうまいしね」

 甲乙つけがたい現状を十分に理解し、最後は将なりの言葉で2人を鼓舞した。「高いレベルの競争になる」――。内容、結果、そして一挙手一投足に目を凝らしていく。西岡VS上本。他球団から見れば何ともぜいたくな闘争が、いま始まる。

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