中田減量効果だ技術で逆方向1号 決め球外角低め仕留めた

[ 2015年2月15日 05:30 ]

<日・De>1回2死三塁、中田は右越え2ランを放つ

練習試合 日本ハム6―3DeNA

(2月14日 名護)
 日本ハムの中田翔内野手(25)が14日、DeNAとの練習試合(名護)で今季の実戦第1号を放った。初回、右翼席へ運ぶ先制2ラン。広角に本塁打を打つことを今季の課題に掲げ、実戦3試合目で見事に逆方向に叩き込んだ。DeNAのドラフト1位・山崎康晃投手(22)は先発で3回を2失点。中田に一発は浴びたものの、二刀流の大谷翔平投手(20)から空振り三振を奪い、開幕ローテーション入りへ猛アピールした。

 フルカウントからの厳しい球だった。初回2死三塁、山崎康が投じた外角低めの146キロ直球。中田は逆らわず、しっかりと振り抜いた。逆方向への意識が強かったからだ。右翼最前列に飛び込む今季実戦初アーチ。名護球場は両翼97メートルと狭く「パ・リーグでこんなに狭い球場はない。普通なら右飛やね。風もあったし」と苦笑いで振り返った後、こう続けた。

 「あのコースを(引っ張って)左翼席へ持っていけと言われても、誰もできない。投手の決め球は外角低めが多くなる。それを打てれば、相手にとっては痛い一発になる。逆方向にもっと飛ばせるようにならないと駄目やね」。侍ジャパンでも4番を務める中田に対し、投手は必然的に長打を警戒した配球になる。「中田包囲網」を打ち破るには打者から見て一番遠く、引っ張ることが難しい外角低めを攻略できるかが鍵となる。昨季は100打点で自身初のタイトルを獲得。次なるタイトルは本塁打王しかない。昨季27本塁打のうち、逆方向の右翼は2本だけで「広角に打てるようになりたい」。右翼にも放り込むことができれば自然と本数も増えるからだ。逆方向にも一発を打てる大谷のような技ありの一撃。視察したロッテの高木晃次スコアラーも「うまく体重を乗せて逆方向へ打てていた。今季は右翼への本塁打も増えそう」と警戒心を強めた。

 1月のハワイ自主トレでは坂道ダッシュなどで下半身を鍛え抜いた。酒は一切口にせず、食事もきくらげや鶏のささみなど低脂肪のメニューで体重を107キロから97キロまで絞り込んだ。体の切れが増したことでスイングスピードも速くなり、今まで以上にボールを引きつけることができるようになった。体の正面で叩き、打球にスピンをかける。力ずくではなく、技術で逆方向に運んだ。

 栗山監督も絶賛した。「初めて対戦する投手に対して結果を出した。大したもの」。この日、家族が札幌から名護まで応援に駆けつけた。「子供の前で本塁打を打ててよかった」と中田。試合後、体幹トレーニングを行う合間に2歳になった愛娘を抱きかかえた。ほほ笑ましく、頼もしく映った。

  ▼日本ハム・西川(3打数2安打。実戦5試合で14打数10安打と絶好調)状態が凄くいいので継続したい。このまま「冬眠」したいくらいです。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2015年2月15日のニュース