張本氏 再び“二刀流・大谷”に異議「5年したらダメになる」

[ 2015年2月15日 09:13 ]

<日・De>球場入りの時にファンからプレゼントをもらう大谷

 野球評論家の張本勲氏(74)が15日、TBSの情報番組「サンデーモーニング」(日曜前8・00)の人気コーナー「週刊ご意見番」に出演。“二刀流”日本ハム・大谷翔平投手(20)について、「今のままではどっちつかずになる」と見解を述べた。

 張本氏は以前から「(投手としても打者としても)両方とも一級品」と大谷を評価しながらも、「野手から投手は難しい」とまず投手に専念することを勧めていた。この日の番組でも「今年が正念場でしょう」とし、「5年したらダメになりますよ。今のままではどっちつかずになるから」と大器の将来を危惧した。

 大谷はプロ2年目の昨季、投手としては11勝4敗、打者としては打率・274、31打点、10本塁打の成績を残し、1918年のベーブ・ルース(レッドソックス)以来となる2桁勝利&2桁アーチを記録した。しかし張本氏は「10勝10本、よくやったと思うが、素質からいったら物足りない」とバッサリ。「25本15勝ならいいけど、10勝10本というのはゴルフでいえば予選ギリギリ通過の数字」と期待の大きさゆえの苦言を呈した。

 張本氏は今後、日本ハムのキャンプを訪問するそうで、「本人に言おうと思っているんです」と直接アドバイスを送ることを示唆していた。

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2015年2月15日のニュース