マー君 打撃練習に登板、DL入り後初「投げられたことが一番」

[ 2014年8月23日 23:17 ]

故障後、初めて打撃練習に登板するヤンキース・田中将

 右肘を痛めて故障者リスト(DL)入りしている米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(25)が23日、故障後初めて打撃練習に登板した。ホワイトソックス戦前のヤンキースタジアムでチームメート2人を相手に計35球を投げた。

 ジラルディ監督らが見守る中、2イニングを想定して休憩を挟み、20球と15球。変化球を交え、2イニング目は捕手とサイン交換もした。田中将は「思うように投げられない部分が大半だけど、これからどんどん調整して上げていければいい。きょうは打者に向かって投げられたことが一番」と前向きに話した。

 7月9日にDL入りし、右肘じん帯の部分断裂が判明した田中将は順調に回復し、ブルペンでの投球練習を2度行った。今後は日本のシート打撃に相当する実戦形式の打撃練習に登板し、マイナーでのリハビリ登板へと調整を進める予定で、9月中の復帰を目指す。1年目の今季は12勝4敗、防御率2・51の好成績。(共同)

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2014年8月23日のニュース