敦賀気比2年・平沼 今大会完封一番乗り「自信になった」

[ 2014年8月12日 05:30 ]

<敦賀気比・坂出商>坂出商打線を完封した敦賀気比のエース・平沼

第96回全国高校野球選手権大会1回戦 敦賀気比16―0坂出商

(8月11日 甲子園)
 投げては2年生右腕の敦賀気比・平沼が140キロ台前半の直球で押し、散発3安打で今大会初完封を果たした。

 「楽しかったし、自信になった」。昨春のセンバツで4強入りしたチームにも引けを取らない打線とは裏腹に、新チームの不安要素は投手陣だった。「投手がいないと言われていて、絶対見返してやろうと思った」と平沼。中学時代は陸上部に所属し、1500メートルで全国大会に出場した異色の経歴を持つ。陸上で福井県内の高校からスカウトされたが「陸上は野球のため」と小学校1年で始めた野球へ全ての情熱を注いできた。憧れの地で最高のスタートを切ったエースは「次も自分一人で投げるつもり」と力強く言い切った。

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