得点圏で４度凡退…スランプ深刻エルド　イライラ募らせる

＜広・ヤ＞８回、無死二塁、エルドレッドは空振り三振

セ・リーグ 広島５―６ヤクルト

（8月12日 マツダ）
　広島の４番・エルドレッドが５打数無安打。深刻な不振から抜け出すことができず、好機で凡退を繰り返した。

　８月に入ってから絶不調で、前日までに３３打数２安打、１９三振で打率・０６１。中盤まで本塁打と打点を積み重ねた快進撃がピタリと止まっている。この日チームは１４安打と打撃好調で、エルドレッドには４度得点圏で打席が回ったものの、６回１死満塁から止めたバットに当てた捕ゴロで１打点を挙げたのみだった。

　１１日にはマツダスタジアムで休日返上の練習を行い、野村監督から約１時間３０分マンツーマン指導を受けたが復調の兆しは見えず。思うようにいかない打席が続き、２冠ながら完全に当たりが止まった助っ人はイライラを募らせた。