1番手は杉内!原巨人 中5日解禁 首位固めへローテ再編

[ 2014年8月12日 05:30 ]

練習の合間に笑顔を見せる杉内

 巨人が首位固めへ先発ローテーションを再編する。12日から2位阪神、3位広島との6連戦。打線が低調なこともあり、後半戦では初めて「中5日」を解禁する。

 阪神との首位攻防戦の初戦に中5日で先発する杉内は「しびれますよね。1位と2位の対戦ですから意識はする。でも、変に力を入れず、平常心で投げられれば」。阪神戦は通算12勝4敗。今季は4試合で1勝1敗だが、完封が1度あり、3試合で7回以上を投げるなど防御率2・33と安定している。川崎市のジャイアンツ球場でダッシュなどで最終調整した左腕は「頭を獲った方が有利になるし、凄く大事。接戦をものにできるようにもっていければ」と静かに闘志を燃やした。

 3・5ゲーム差の広島相手にも手綱を緩めることはない。第1戦は左肩の故障から復活したエース・内海、第2戦は菅野に次いでチーム2位の8勝を挙げている大竹をいずれも中5日でぶつける。菅野が右手中指腱の炎症で離脱する中、杉内、内海のベテラン左腕2人を軸に真夏の6連戦に臨む。

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