ムネリン感激!延長19回サヨナラ生還 チーム地区2位浮上

[ 2014年8月12日 05:30 ]

<ブルージェイズ・タイガース>延長19回、サヨナラ打のバティスタ(手前)はナインの手荒い祝福を受ける(AP)

ア・リーグ ブルージェイズ6―5タイガース

(8月10日 トロント)
 ブルージェイズ・川崎宗則内野手(33)が10日(日本時間11日)、歓喜のホームに飛び込んだ。序盤に0―5とされながら、9回2死から追い付き、延長19回の末にサヨナラ勝ち。劇的勝利を呼び込んだのは途中出場の川崎だった。

 19回は先頭で、12日(同13日)に先発予定だったポーセロから中前打。これを口火に無死満塁とし、最後はバティスタの右越え安打で川崎がサヨナラの生還を果たした。19回、試合時間の6時間37分ともに球団史上最長。前日には9度の守備機会をこなし「メジャー生活の中で一番うれしい日」と話していた川崎は、「歴史ある試合にいられてラッキー。きのうを超えて、きょうが一番いい日、最高の日になった」と喜んだ。

 この日は7回無死一、二塁で代打起用され二ゴロに倒れるなど好機の凡退が続いていた。「最後で最高の結果が残せてうれしいし自信になる」。前日のレッドソックス―エンゼルス戦に続き、繰り広げられた19回の死闘を制し、チームは地区2位に再浮上した。

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