連敗止める決勝弾の和田 打った瞬間に手応え「ようやく貢献できた」

[ 2014年6月15日 17:42 ]

<オ・中>6回、和田は中越えに適時二塁打を放つ

交流戦 中日6―4オリックス

(6月15日 京セラD)
 4日後には42歳の誕生日を迎える中日・和田が連敗ストップの立役者となった。6回に1点を返し2死一、三塁から中越え適時二塁打を放ち、平田の同点二塁打につなげると、8回には無死一塁から勝ち越し9号2ランを左翼席に叩き込んだ。

 2安打3打点。試合後のヒーローインタビューでは「ノーアウトだったのでヒットで出てつなげたらいいと思った」とチャンス拡大を意識していたが、3球目をフルスイングすると「打った瞬間(本塁打に)なったと思った」と完璧な手ごたえを感じ取った。「最近貢献できていなかった。ようやくできた」と安どの笑みを浮かべた。

 この日の2安打で通算2000安打にあと49本、大台がいよいよ近づいてきた。記録について水を向けられても「勝つことが一番」とあくまでも勝利を追い求める。谷繁監督も「一発で仕留める集中力が素晴らしい」と称賛、交流戦は残り4試合、2つある借金をベテランの力で返してしまいたいところだ。

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2014年6月15日のニュース