片岡ノーサイン三盗 村田も走った 足で天敵・美馬攻略

[ 2014年6月15日 05:50 ]

<楽・巨>8回無死二塁、三盗を決めた巨人・片岡

交流戦 巨人3―1楽天

(6月14日 コボスタ宮城)
 片岡の三盗が巨人の天敵・美馬を降板へと追い込んだ。0―0の8回無死二塁、アンダーソンが空振り三振した5球目にスタートし、三塁を奪った。

 「サインではなく自分の判断。(美馬は)変化球が多かったし、警戒していなかった」と片岡。1死三塁となり、楽天ベンチは村田を敬遠し、美馬から救援陣へとスイッチさせた。天敵が去った後、2死満塁から亀井が右前打。岡島が後逸し、一挙3点を奪った。

 美馬とは昨年の日本シリーズで2試合とも白星を許した上、計11回2/3を無得点だった。攻略に向けて序盤から足で揺さぶり、4回に村田が二盗。6回1死一塁では阿部の打席でエンドラン(結果は二飛)も仕掛けた。8回に結実した原監督は「プレッシャーをかける走塁ができてあの3点がある。勇気を持った走塁だった」と評した。好守もあった。2回2死二塁からボウカーの右前打で亀井が本塁へストライク返球。先制点を与えず、勝利につなげた。

 ▼巨人・香月(2点差の9回1死満塁で救援し、打者2人を抑えて2セーブ目)いつもと変わりなく準備ができていた。走者がたまったら(出番が)あるかなと思っていた。

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2014年6月15日のニュース