原監督「私の継投ミス」…香月&高木京の中継ぎコンビが2軍降格

[ 2013年8月24日 06:00 ]

<横・巨>6回1死一、二塁、梶谷(手前)に3ランを打たれ、険しい表情の原監督

セ・リーグ 巨人2-11DeNA

(8月23日 横浜)
 巨人・原監督は苦虫をかみつぶしたような表情で声を絞り出した。先発、中継ぎの投手陣が総崩れして今月3試合目の2桁失点となる11失点。「中継ぎ陣は責められないでしょう。きょうに関しては私の継投ミスですね」。あえて苦言をのみ込み、自ら責任を背負った。

 先発が7回まで持たず降板し、中継ぎ陣が打ち込まれる。今月に入り20試合中、先発が7回まで投げ抜いたのはわずか5試合。負けパターンを繰り返し3連敗となった。勝利の方程式である西村、山口、マシソンの救援陣は防御率1点台前半を誇るが、課題はそこまでのつなぎ。通常より中継ぎが1人多い投手13人態勢を敷くが、この日も2番手以下の3投手が全員失点を喫した。「代えるよ。もういっぱいいっぱいだよ」と川口投手総合コーチは試合後に、香月、高木京の中継ぎ2投手の降格を決定した。

 「流れがね、同じようなゲームが多い。このへんはあすからガラッと流れが変わるようにやっていきますよ」と原監督は最後に語気を強めた。2位・阪神とはこれで5ゲーム差。これ以上の足踏みは許されない。

 ▼巨人・ホールトン(5回3失点で4敗目)調子は悪くなかったが先に点を与え、同点にしてもらった直後にも失点してしまった。

続きを表示

2013年8月24日のニュース