松坂、今季初登板は5回5失点で黒星 2発被弾も3回以降三者斬り

[ 2013年8月24日 11:13 ]

タイガース戦の1回、ハンター(奥)に先制本塁打を浴びたメッツ・松坂

インターリーグ メッツ1―6タイガース

(8月23日 ニューヨーク)
 インディアンスからFAとなり、メッツ入りした松坂大輔投手(32)が23日(日本時間24日)、ニューヨークでのタイガース戦に先発。2本塁打を浴びるなど5回6安打5失点で、今季メジャー初登板で敗戦投手となった。

 昨年10月3日のヤンキース戦以来324日ぶりのメジャー登板で、野茂らがつけた背番号「16」を背負ってマウンドに立った松坂。1回、先頭のジャクソンを145キロ直球で見逃し三振に斬ったが、続くハンターに追いこんでからの3球目の145キロの直球を左越えに運ばれ、いきなりソロ本塁打を被弾。続く、カブレラ、フィルダーにも連打を浴びて1死一、二塁のピンチを背負った。それでも後続を断って、初回1失点で終えた。

 味方が1―1に追いついて迎えた2回。松坂は内野安打と四球で2死一、二塁とし、ハンターに中越えのエンタイトル適時二塁打を打たれて勝ち越し点を許す。なお二、三塁から昨季3冠王カブレラに146キロの直球を捉えられて左翼ポール際への3点本塁打を許し、この回4失点。1―5と再びリードを許した。

 3回は変化球を軸に5番マルティネスからの打順を3人で抑え、この試合初めて三者凡退。4回も8番イグレシアス、フィスターを連続で空振り三振に斬るなど3人で終えた。5回には初回にソロ本塁打を浴びたハンターを中飛に打ち取ると、カブレラはカーブで空振り三振。フィルダーもカーブで二ゴロに打ち取り、3回連続三者凡退で終えた。

 松坂は5回裏の攻撃で代打を出されて交代。5回で86球を投げて6安打5失点、4三振1四球でメッツ初登板を終えた。

続きを表示

この記事のフォト

2013年8月24日のニュース