レイア 10大会ぶり決勝戦進出 アストライアは4大会連続

[ 2013年8月24日 22:34 ]

抽選の結果に、笑顔を見せるレイア・小久保主将

 女子プロ野球のティアラカップ愛媛松山大会は24日、坊っちゃんスタジアムで1回戦が行われ、アストライアが2-0でディオーネに勝ち、レイアはフローラと2―2で引き分けたが、抽選の結果、レイアが25日の決勝に進出した。レイアの決勝戦進出は、10大会ぶり。

 1点を先制されたレイアは3回、1死二、三塁で2番益田の左前適時打で同点とすると、続く3番山崎が初球を中前に弾き返し逆転に成功した。

 最終回に不運な形で同点に追いつかれたレイア・先発の里だったが、最後まで気迫のこもった投球を見せ、チームの抽選勝ちを呼び込んだ。

 決勝戦進出のクジを引いたレイアの小久保志乃主将は「里がナイスピッチングをしてくれたのでなんとしても勝ちたかった。いい結果を引き当てることができて、ホっとしています。10大会ぶりの決勝戦ですが、レイアらしく泥臭く最後まで諦めないプレーを見せたいと思います」と笑顔で話した。

 前回(神奈川相模原)大会優勝のアストライアは4大会連続で決勝戦進出を決めた。

 5回、アストライアは2死満塁と絶好の好機を作ると、中野が、三塁強襲の内野安打で先制点を奪った。続く6回には、2死二塁から、5番川保の左前適時打で2点目を加え、試合を決めた。

 今季8敗1引き分けとアストライアに大きく負け越しているレイア。初優勝を決めることができるか注目される。

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2013年8月24日のニュース