浦学 センバツから13連勝!不動の5番・木暮騎士が逆転V打

[ 2013年5月22日 06:00 ]

春季高校野球関東大会準決勝 浦和学院3―2東海大望洋

(5月21日 宇都宮清原)
 第65回春季高校野球関東大会の準決勝2試合が行われた。今春センバツ優勝校の浦和学院(埼玉)が、1点を追う8回に木暮騎士(きぐれ・ないと)内野手(3年)の2点適時打で逆転し、東海大望洋(千葉)を3―2で下して決勝に進出した。また前橋育英(群馬)は専大松戸(千葉)を4―0で下した。22日に決勝が行われる。

 これがセンバツ優勝校の底力だ。1―2で迎えた8回2死一、二塁。浦和学院の5番・木暮が左越えに逆転の2点適時打。「ライン際だったので入れ、抜けろと思った。負けたくない気持ちが強かった」と、二塁上で大きくガッツポーズして喜びを爆発させた。

 センバツでは5試合で20打数7安打7打点、打率・350と活躍。済美(愛媛)との決勝戦では最速152キロ右腕の安楽から2安打3打点してマウンドから引きずり降ろした。不動の5番は最初の3打席凡退に終わっていたが「切り替えました。次につなげる気持ちだった」と4打席目で勝負強さを発揮した。

 これでセンバツから公式戦負けなしの13連勝。森士(おさむ)監督は「今年の浦学は何か宿ってるね」と笑いながらも「リードされても慌てずにできることをやろうとした。集中力が高かった」と評した。

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2013年5月22日のニュース