元巨人選手の中間市職員を起訴、生活保護詐欺

[ 2013年5月22日 16:00 ]

 福岡県中間市職員らによる生活保護費の不正受給事件で、福岡地検小倉支部は22日、詐欺罪で、プロ野球巨人の元選手で中間市職員の藤崎靖彦容疑者(44)を起訴した。

 起訴状によると、中間市職員田中道被告(40)=詐欺罪で起訴=らと共謀、2010~11年、北九州市に住んでいた無職千代丸久恵被告(40)=詐欺罪で起訴=が中間市に居住しているように見せかけるなど虚偽の書類を提出し、市から生活保護費計約56万円をだまし取ったとしている。

 中間市によると、藤崎被告と田中被告は職場の同僚。2人は生活保護費の受給資格の審査などを担当するケースワーカーだった。

 県警は1~4月、田中被告ら6人を逮捕。藤崎被告は今月19日に詐欺容疑で逮捕された。

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2013年5月22日のニュース