中日 吉見 来季開幕も絶望的 右肘手術、投球再開まで1年

[ 2013年5月22日 06:00 ]

7日のヤクルト戦で右肘の張りを訴えて5回途中降板する吉見(左)

 中日は21日、右肘の張りを訴え戦列を離れているエースの吉見一起投手(28)が6月4日に名古屋市内で右肘内側側副じん帯の再建手術を受けると発表した。

 過去の症例では投球再開まで約1年間を要しているため、今季中の復帰に加え、来季の開幕も絶望的な状況となった。高木監督も「トレーナーから、そういう話だと聞いている」と話した。

 吉見は昨年9月に右肘の肘頭骨棘(ちゅうとうこっきょく)骨折の診断を受けたが、昨オフは手術を回避。今季は開幕投手を務めたが、当初から張りを訴えており、6試合で1勝4敗、防御率4・71と振るわず、8日に出場選手登録を外れた。

 09、11年に最多勝に輝き5年連続2桁勝利をマークした右腕の離脱はチームにとって大きな痛手。吉見はプロ入り前の04年12月に右肘にメスを入れ、10年オフには右肘の遊離軟骨を取り除く内視鏡手術も受けている。

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2013年5月22日のニュース