必勝継投策崩れた…高知・坂本優「夏は先発で」

[ 2013年4月2日 17:08 ]

第85回選抜高校野球大会準決勝 高知2―3済美

(4月2日 甲子園)
 準々決勝までの3試合で2失点だった高知の必勝の継投策が崩れた。先発した2年生の酒井は1点を失い、4回限りで降板。2番手で登板した坂本優は制球力を欠いて、2―2で迎えた8回に勝ち越し本塁打を許した。

 酒井が「自分が流れを向こうに与えた」と悔やめば、坂本優は「(本塁打は)見せ球のカーブが甘く入った。力不足」と意気消沈だった。

 チームは2人の継投で準決勝まで進んだ。一定の手応えをつかんだ坂本優は夏に向けて「酒井とライバルとして勝負し合い、(自分が)先発でいけるようにしたい」と目標を口にした。

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2013年4月2日のニュース